出港 九州車旅①

先週1週間　九州をあてもなく走ってきた

昨年は北海道をあてもなく走ってきたが　実は直前まで九州にするか迷っていた

九州は着陸した事はあるが上陸は初めての地　

行き当たりばったりの一人旅を思い出すがままにしばらく備忘録

9月29日（日）午前7時

335クーペのトリップメーターをリセットした

これから１週間　こいつとの車旅が始まる

いつものことながら不安と期待の高まる瞬間

自宅から一般道で東名道東京ICへ

心配していた日曜日の高速渋滞もなく

順調なクルージング　自宅を出て1時間半も走ると分岐点　新東名を選択

10時のおやつは快晴の静岡SA

その後も　こういう人たちに話しかけられないように

のんびりクルージングはナビの言うがままに

東名道から伊勢湾岸道～東名阪道で名古屋をパスしていくと時分どき

名古屋といえば「きしめん」

昼飯は　御在所SAの「紅白合戦きしめん」

あかみそ汁と普通の汁？の合戦・・・透き通ってる汁は普通なのか・・・

予想より空いている道を新名神道～名神道と進み

初めて走る阪神高速

大阪のドライブマナーは関東のそれより合理的で走りやすい

さて　幾多のオービスをかいくぐり

15時　大阪南港かもめフェリーターミナルに到着

「さんふらわあ　きりしま」はすでに入港していた

17時の出港にはまだ間がある

近くのGSで給油を済ませた後　順番待ちの列に車を停め

支払いや復路のチケット発行などを済ませる

乗船

往路の船室は「ファーストシングル」　窓のある一人部屋

といえば聞こえがいいが　さんふらわあの「船遊プラン」最安値

荷物を置いたら甲板へ

夕方の出港便

夕陽を眺めるのが楽しみだった

出港前の陽は厚い雲の中に虹色の光を纏いながら沈んでいく

夕陽に向って

きりしまが出港した

船内テレビの情報の通り

きりしまの船首の方向に陽は沈む

海原に沈む夕陽もいいが

雲が彩ってくれる夕陽もいい

マジックアワーが始まった

大好きな時刻

風に運ばれる波飛沫を不快とも思わずに　いつまでも眺めていた

いつまでもシャッターを切っていたが光の限界

あぁ高感度のイマドキのが欲しい

ということで

波飛沫を流しに船内の大浴場へ

すっかり暮れた大海原を眺めながらこの旅の一湯目の貸切風呂を楽しんだ

夕飯は名神道の大津SAで衝動買いした柿の葉寿司

デザートは　最近食ってなくてずっと食いたかった　なま八ッ橋（ニッキ）

　　　　　　　　　　　　　　旨いな　これ

530.1㎞　　　89.7㎞/h　　　13.1㎞/ℓ