朝風呂を楽しみ 朝飯を食らい
一晩世話になった旅館を後に 手取湖に沿ったR157を北上

昨夜からの雨も上がってきたようだ

白山スーパー林道へのアプローチR360に入ると道端に看板 あと13㎞か
おお 夏得キャンペーン20%OFFか
ん?良く見ると・・・道路情報板に小さく書くなよ「通行止」

看板に「白山林道 石川管理事務所」の電話番号があったので電話してみた
林道料金所付近は晴れていて あとは大雨警報の解除待ちだって

ま どうなろうと女心と山の天気には敵わないので
先行車ゼロの料金所までの無料区間を楽しむ こんな天気もまた楽しい

すっかりドライコンディションの料金所近くの 管理事務所で状況を聞く
先程電話に出たと思われる係員が もう通れそうなんだが警報がまだ・・・

よかったらビジターセンターは無料ですので見学しててください

林間学校かなにかの しつけの悪いうるさいガキどもと一緒に
元気で活発な学童たちと共に
白山の歴史を学ぶ
30分程して再び管理事務所へ行くも まだ警報は解除されていないとのこと

しばし周辺を散策 清流も濁流だ これが自然なのかと納得して
ビジターセンター前のベンチで一服していると
先程の事務所の人がやってきた 通行止解除か

この辺り一帯は晴れているのだが まだレーダーには雨雲があるらしい
パトロールの結果路面状態はいいし お客さんも待っているので解除してほしいと
何度も本部?に連絡を取ってくれたそうだ
このまま待ってもらってもなんとも言えないとか
ちょっと昔なら通らしちゃったんだけど・・・今はうるさいから とか申し訳なさそうに言う
さらにDVDあるので持っててとか パンフレットをたくさん持たしてくれたり
秋の紅葉のときにまた来てとか
いろいろと親切にしてもらった これもツーリングの醍醐味だ

急ぐ旅ではないけれど じっとしててもはじまらない
ましてや空いている山中を楽しむ旅に通行止はつきものだ
登ってきた13kmの道をこれまた楽しくダウンヒル

ちょっと退屈な道だけど
R157~北陸道~東海北陸道と1時間半ほど遠回りして

たどり着いたのは 夏空の眩しい
白山スーパー林道の岐阜県側入口
この時間になっても通行止の続いていたスーパー林道に
決断の正しかった事を実感・・・してどうする

ドライ路面が悲しい無料区間を怒濤のダウンヒル
ま これでタダで半分は走ったぞスーパー林道 また会おう

白山の自然を林道から見る事は叶わなかったので
すぐ近くの世界遺産「白川郷」をちょっと流していると

なにやらいい匂い
合掌造りの店先で 五平餅を焼いていた

胡麻だれと味噌を注文

旨いので みそを再注文したこの日の昼飯

さて 腹も落ち着いたし
高速使わなくても距離も時間も景色も稼げる素晴らしい道たち
R156~県道321~県道316~R156を一気に南下

水を補給しに郡上八幡に寄る

町中は郡上踊りの期間のようだ

清流には鮎を釣る人

興味深い路地や店
今度はこの町をベースに楽しむのもいいかもしれないと備忘録

暗くならないうちにと 郡上八幡を後にする
R256~R41を行くとナビの設定時間の半分で下呂温泉に到着
道は空いているのに限る
ここでも祭りが行われていた 夏だなぁ

この日の宿 下呂温泉 望川館に荷を解き
日本三名泉のひとつといわれる 下呂温泉の源泉に浸かる

白山の豪雨が嘘のような静かに暮れ行く山並みと 宿の名の通り望める
飛騨川の流れを眺めながら ゆっくりと足を伸ばし旅の疲れをとる

ここは一人旅でも泊まれる希少な大型旅館だが
一人で夕飯にバイキングを食らうのはいまだに苦手 で素泊まり
宿で風呂上りのビールをあおった後は
宿近くの日本料理屋で 地酒を楽しむと いつもより早くほろ酔い気分

飛騨牛のシチューが飯に合い 飯はおかわり満足して店を出る

千鳥足で宿に戻り
祭の花火の音をうつらうつらと聞きながら いつしか眠りにおちた
314.7㎞ 45.5㎞/h 9.3㎞/ℓ
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