2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ

« 北海道車旅⑥ 十勝川へ | トップページ | 坤六峠の紅葉 2012 »

2012年10月20日 (土)

北海道車旅「最終日」 苫小牧へ

10月6日(土)

北海道最後の朝は 霧の中に明けた

Img_4543

宿を出てすぐのD73沿いの牧場の入り口には朝霧の中 ひまわりが咲いていた

北海道に来て6日目 何度この花を見たことだろう

程なくして この日唯一の計画的目的地に到着

Img_4570

十勝牧場白樺並木

牧場のアプローチからしてこの直線 

砂利道の両側の白樺林は私の持参した地図

「ツーリングマップル北海道」の表紙の撮影場所でもある

今年は黄葉にはまだ間があるようだったが 今頃はもう葉の色も変わっているのだろうな

Img_4571

エゾリスを追ったり 写真を撮ったりしながら車に戻ると

335クーペの屋根には 気の早い一葉が舞い落ちたところだった

P1040606_2

さて どこ行こう? 地図を開いてしばし検討

今日は 苫小牧東港発19時30分のフェリーに乗る

昨夜寝る前の適当な検討では山間部を西に走り 初日に行かなかった

富良野南部やトマム方面から南下して苫小牧だったのだが 山間部は霧の予報

そこで 海まで南下してから西へ向かい苫小牧へ向かう事に決めた

さあ出発 帯広広尾自動車道を南へ

P1040481

自動車道に幸福ICというのがあったので あれっ?と思いOUTしてみると

やはり この幸福だったので寄ってみた

P1040492_2

幸せにな(`ε´)

すぐ先に 花畑牧場もあったが 寄らなかった

P1040501_2

自動車道から続くR236で十勝平野を南下

やがてR336に乗りかえ太平洋に沿って南下を続ける 雨が降ってきた

Img_4587

R336は建設に黄金を敷き詰めるほどの資金を要したとこから 黄金道路と呼ばれている 

激しい雨と風に 太平洋の荒波をもろにかぶりながら黄金道路を行くも

百人浜に沿って走るD34に入る頃には 雨もあがってきた

Img_4606_2

襟裳岬に到着

Img_4599

襟裳の秋は 何もない秋です

が R336の波しぶきは迫力あったな 帰ったら下回り洗わなくては

P1040512_2

R336からR235となった国道を 

日高本線と太平洋を眺めながら西へ 時分どきだ 何食おう?

P1040518

浦河の町外れの 和食海鮮処 金水で昼飯

店一押しの 海鮮丼に舌鼓を打つ でかい!新鮮!旨い!の三拍子

北海道最後の昼飯にふさわしい丼だった

P1040542

ここからはR235から外れない程度に 

並行して走るD1025や広域農道に入ったり R235に戻ったりと気ままなドライブ

P1040544

日高本線のすぐ脇の細道に車を停め 一休みしていると

馬が寄って来た

日高の牧場は 牛じゃなくて馬 ここはサラブレットの産地だ

P1040553_2

w「よっ!元気か? でも そろそろ帰るから・・・じゃあな!」

馬「もう 帰るのか?」

w「帰りたくないよ・・・」などと しばし馬との会話を楽しむ

でも 帰らなきゃ・・・こんな牧場が点在するR235をハイペースな流れに従い西へ

苫小牧東港とフェリーの出港時間は 容赦なく近づいてくる

門別競馬場を過ぎたあたりで 今まで曇っていた空に突如 夕焼けが姿を現す

北海道最後の夕日を見るチャンスだ!

Img_46341_2

地図を確認する間も惜しみ R235から目に付いた道を左へ入る

間に合った 

旅の終わりを 北の大地が祝福してくれたのだろうか

雲の多い空なのに 日の沈む地平線周辺だけは雲がとぎれていた

やがて名も知らぬ道に面した牧場の先に 2012年10月6日の日が沈んでいった

Img_46602

日が沈みUターンをして戻ろうとしたが この光景から離れる事が出来なかった

私を引き止めているのか北海道!

それならば 残照が消えるまでここにいるぞ北海道!!

Img_46711

どれほどの時の経過だったのだろう 定かな記憶は残っていない

残っていたのは 

カメラに収まっていた刻々と変わる北の大地の西の空の色彩だけ

すごいぞ!北海道!!←何度目だ・・・

Img_46841

さ 帰ろう

そして いつの日かまた来よう

リアウィンドウに残照の映る335クーペに乗り込み 

この地最後の目的地にステアリングを向ける

P1040565

夜の帳のおりた苫小牧東港には「フェリーあざれあ」が停泊していた

苫小牧から秋田・新潟と寄港しながら敦賀に至るこの船で 新潟に向かう

出港地は違うが往路の新潟~小樽便と同じ「新日本海フェリー」の船なので往復割引扱い

「シャコタン専用乗船口」からコペンとGTRに続いて乗船

コペンのドライバーは明朝 秋田で下船して本州の秋を楽しむそうだ

私はてっきり北海道を楽しんだ帰りかと思ったのだが 逆の旅も当然あるんだな

P1040576

部屋に荷物を置き 速攻浴衣に着替えて大浴場へ

蛍の光と銅鑼の音を湯船で聴く

次第に遠ざかる港の灯りを 大浴場の大きな窓から眺めていると

北の大地での出来事が 早くも遠い思い出になってゆく

P1040582

湯上りにビール「サッポロクラシック」1ℓでクールダウンした後は

地酒は 男山を冷で(笑)

港の見える右舷のプロムナードでゆっくりと楽しむ

やがて男山も飲み終え

港の灯りも見えなくなったプロムナードに残っていたのは私一人だった

353.7㎞ 56.9㎞/h 12.3㎞/ℓ(記録更新)

« 北海道車旅⑥ 十勝川へ | トップページ | 坤六峠の紅葉 2012 »

旅行・地域」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
ひまわり畑も襟裳岬も産駒の牧場も料理も酒もツーリングも全て良かったですね。こちらも一緒に旅している気分になりました。最後の夕空もグーでした。
ただ一つ惜しかったのは白樺並木の黄葉が見たかった~。でも、素晴らしい景観に感動しましたよ。全体的にハナマル二重丸のツーリングでしたね(◎´∀`)ノ。

あぁぁ あれは 忘れもしない小学6年生の時
ここの 切符が流行ったのよ~幸福行き切符
まわりで 皆が何故か手に入れて、、無いのは私だけ、、、
それにしても 夕日がきれい、、時間が許すならずーっと
見ていたいな~いやっ 時間の許す限り この海鮮丼食べていたい
かも、、
そそ お酒の肴にでんろくのピーナッツは欠かせないね
              ↑
           そこかいっ
いい旅でしたね~ 楽しめましたよ~ありがとう

旅の最後は北海道の夕日が見送ってくれたのですね。
でっかい夕日が旅人の心ををなぐさめ詩人にしたようです。

海鮮丼おいしそうですね。 落日の様子も美しい。
楽しかった旅行も、とうとう最終日を迎えましたね。
舩の中では楽しかった事が過ぎ去った想い出となって、
浮かんできた事と思います。

楽しい旅行記を、たくさんの画像とコメントと共に
私も楽しませて頂きました。
ありがとうございます。

夕焼け空…萌え
帰宅後、車まっくろではなかったですか?
うちのときは洗車大変でしたw
しかし、すごくいい旅だったようでうらやましいです。
ブログを拝見しながら、昔の北海道旅行を思い出すことができ、
とても楽しかったです

昼休み会社で見てコメントしたと思ったら・・・見ただけでした
昔、幸福駅の入場券なぜか持ってたな。
白樺並木も真直ぐ、北海道は真直ぐな道多いですね。
綺麗な夕日も、海鮮丼も、お馬さんも・・・全部北海道、したいです。

こんばんは

霧の中の向日葵が綺麗ですね

サッポロクラシックは去年の今頃
札幌で飲みましたが、美味くて好きです

次第に遠ざかる港の灯り・・・
名残惜しくなりますね。

山の風さん おはようございます

いつもの如く
計画性は49%?ほどのツーリングでしたが
行く先々で口にした地酒も旨く 最高の旅が出来ましたヽ(´▽`)/

昨夜の北海道の天気予報では
紅葉・黄葉と同時に 峠では雪の季節のようです

あさひさん おはようございます

私も 持ってなっかった
で 今回・・・買いませんでした
小学校6年生の頃ブームだったんだ!
ム ムムム~ということは・・・以下略

そう!感動的な海鮮丼でしたヽ(´▽`)/
丼が とてもでかくて食っても食っても食い続けられた!
私を 引き止めているのか!海鮮丼

あとを引くのは でんろくか・・・←意味不明

森カフェさん おはようございます

モノクロのような曇り空の中 日没を迎え 
このまま港への道を進むだけなのか・・・
と思った矢先の夕焼けでしたヽ(´▽`)/

最後の夕日は
見送りなのか はたまた次回への誘いなのか
北の大地の演出に ノックアウトされた秋の夕暮れでした

たかchanさん おはようございます

浮世の一日に比べ
数倍に感じた 旅の一日一日
載せたい画像もいっぱい 失敗写真もいっぱい

何を書いたらいいのかと・・・だらだらと続いた 旅日記でしたが
どうにか最後まで 記憶を辿る事ができました

最後まで お付き合いいただき感謝です(*^-^)

ななにんさん おはようございます

あの夕日
最後の最後まで北海道に魅了されましたヽ(´▽`)/

車は途中2度ほど 軽~く手洗いしました(高速じゃないのに虫だらけw)
北海道のGSは 普通にホース貸してくれるんですね!
でも 帰ってきたら 
波しぶきも浴びたので高圧洗浄かましときました

絶対また行くぞ! まってろ北海道;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

しゅうちゃんさん おはようございます

北海道みやげといえば?
あのキップと熊の彫刻の所有率が高いようですね(*^-^)

最近の天気予報を見ると
安心してどこでも走れるのには ギリギリの時期の旅だったと感じます

ぜひ 行ってみてください

まったんさん おはようございます

ひまわり畑の霧を見て
山間部へのアプローチを取りやめ
海岸線からの苫小牧行に変更しました
ルート変更は「吉」とでたようです

サッポロクラシック北海道限定なんですよね
白い恋人ソフトクリームと共に 
また味わいたい一品リストに入ってます

おはようございます~(*^_^*)
名残惜しい北海道最終日も ステキです〜o(^▽^)o
胸キュン夕日も、溢れんばかりの海鮮丼も、荒波の襟裳岬も、
そしてwaniさんは気づいた?
な視線に・・・またまた♂かしら?
モテモテwaniさんなんだから~( ´艸`)プププ
み~んな、waniさんとの別れを惜しんでいるようですね
ステキな旅でしたねヾ(@⌒ー⌒@)ノ私もいつか
行ってみたいど~ほっかいど~

mikさん こんばんは

最後の最後のあの夕日には 
とっても感動!離れがたさが100%状態に
えっ・・・そして胸キュンだったことも 分かっちゃいますか

夕日~港~そして出港してしばらくの間は・・・キュンキュンでした

が・・・あいつが胸キュンで近づいてきたとは全然気付かなかった
言われてみればあの目は欲しいのは人参じゃなくて
相手は血統書付きだし・・・どうしよ←意味及び性別不明

北海道らしい風景のオンパレード、ありがとうございます!
黄金道路、特に懐かしいです。waniさんとは、逆周りでした。広尾から、列車に乗ったのですが、幸福駅では爆睡で気が付かなかったです。貴重な写真嬉しいです!

凄い!いや~ホントに素晴らしい←だから何がって
写真、初っ端からスゲ~っとか思っていたけど、
あれも、これも道も駅も、それに食事も...
とにかく写真が凄い、上手い
完全にプロマンの領域ですよ。
勿論旅情のそれも、しっかりと伝わってますよ
でも、やっぱ写真が上手すぎ

キハ58さん こんばんは

幸福駅が現役だった頃の旅だったのですね!

黄金道路は荒天の中でしたので
並行する天馬街道に行こうかと しばらく迷いました(゚ー゚)

しかしながら 荒波をかぶりながらの走行は 
めったに経験出来ない良い思い出となりました

潤三郎さん こんばんは

なんせ 被写体が¥1800もするもんで
そのかわり でかくで撮りやすかったですよ←意味不明

台風と共に上陸
風・陽・雲・霧・雨いろんな表情を見せてくれた北海道

車での気儘な移動がメインですが その途中様々な被写体に出会い
毎日写真を撮れたので 少しは上達してたとしたらうれしいですね

ってか 北海道は被写体が素晴らしすぎ

こんばんわ~
綺麗な日没とともに北海道旅行も無事終了
お疲れ様でした
今回北海道の広さを改めて再確認しまだまだ素敵な所が沢山あるんだな~と
今すぐにでも北海道に行きたくなった来ました
主人は苫小牧から出発して小樽から帰って来ようと言っていますがいつになる事やら
解りません
waniさんのブログを参考にしてしっかり計画を立ててみようかななんて考えています

ゆめちゃんさん こんばんは

自走で北海道
楽しみもいっぱいでしたが 
不安もちょっぴりな旅立ちでした
でも おかげさまで素晴らしい想い出いっぱいの旅になりましたヽ(´▽`)/

フェリーは航路がいくつかありますし
日程・行程に合わせて選ぶのも楽しいと思います

こんな記事ですが・・・ 
少しでもお役に立てればうれしいです

私が北海道でお薦めの場所と宿は何処?と聞かれたら答える場所全てですねぇ・・・。
良い宿・旅です。
天人峡は今年土砂崩れがおきて復旧せず・・・滝には入れません。

上川のお蕎麦は英でしょうか・・・・。
私も出かけた先にある美味しい蕎麦屋さんを探すのが楽しみです

はるさん こんにちは

一冊の地図と
宿の予約だけ済ませての北海道への旅でした(*^-^)

宿は
1、一人旅OK
2、源泉掛け流し
3、お財布だけの条件で探しました(゚▽゚*)
地元はるさんのお勧めでもあると知ってあらためて満足しています

そうです!
大雪国道の「英」です!
タッチの差で売れ切れ
いつの日か再訪して今度はありつきたいものです

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 北海道車旅「最終日」 苫小牧へ:

« 北海道車旅⑥ 十勝川へ | トップページ | 坤六峠の紅葉 2012 »