10月4日(木)
川湯温泉で朝風呂に浸かり 朝飯を食う
今朝も 朝のうちは秋の陽射し

宿の前の 川湯神社に参拝し旅の安全を祈願して出発
R391~D805~D1115でオホーツクの海を目指す

途中 清里という美しくもどこかで聞いた名の小さな町を通る
この町名産のジャガイモで造る焼酎を買おうとしたのだが
レストハウスは開店前
↑隣の焼酎工場へ行ってみたのだが ここでは販売していない
工場でジャガイモを洗っていたお兄さんが 親切に町の酒屋を教えてくれた
行ってみたら こちらは定休日 また来よう・・・ちょっと遠いけど

清里の町を抜けるとR334の直線道路が続き 左へ曲がる国道を真っ直ぐに逸れると
「名もない展望台」がある 先の丁字路でUターンをして振り返る
走ってきたR334は地平線の向こうまで直線を保っていた

右を見ると 実った小麦と緑の牧草の向こうには オホーツクの海
日本海から小樽に上陸後4日目にして 北海道を横断した
小樽~斜里は国道で来れば最短約400㎞ 400㎞は直線だと東京~大阪間
本州の国道だと お江戸日本橋からR1東海道を行くと 四日市辺り
やっぱ広いや 北海道
←何度目か忘れた

R334に戻り 知床半島を北上 オホーツク海沿いを快走
国道沿いにあったので 一応寄ってみた
滝→即海は 上陸初日にも見た光景

無料だったので入場してみたのだが なかなか役に立つ施設だった

そうか・・・もし出会ってもあわててはいけないな
いよいよ知床半島横断だ

R334 知床横断道路
紅葉の始まった知床も 雲行きは怪しいまま

知床峠に到着 霧で眺望はゼロ
昨日の摩周湖に霧はなかったのだが・・・

霧の知床半島横断を終え 羅臼の漁港に出る
小雨の根室海峡の向こうには こんな天気なのに国後島が見える・・・近い
たしか はるか国後に~♪だったが

聴いてみるか・・・
んっ・・・故障中か・・・
雨も本降りになってきた 少し冷えてもきた パーカーを着込む さてどこ行こう・・・

こういうときは 昼飯だ
羅臼漁港にある 食堂 食事処 松尾

醤油ラーメン
ん?なるとの色が反対だ
一口食って ん?×2 これどこかで食った味・・・どこでだ??
おっ!「サッポロ一番しょうゆ味」 なんでだ!
店の人に聞くにも 満席で忙しそうだし 聞いていい事かどうか?旨いんだけどね
一口に同じ北海道だからだ!と決して言ってはいけない札幌~羅臼間450㎞

R335を南下し 普段なら絶対に行かないのだが標津の郊外にある 「サーモンパーク」に立ち寄る
♀の鮭を土産に送るよう○○に命令頼まれていたのを 昼飯を食っていて思い出したからだ
が 観光客でごった返すサーモンパークの売店には ♂の鮭しかいない
仕方ないので「標津サーモン科学館」¥610で見学
おかげで 標津川を遡上する鮭の姿を生で見ることが出来た
受付の とてもきれいなおねいさんに♀の鮭の買えるところは?と聞いてみた
とてもきれいなおねいさんは とても白い歯の印象に残る笑顔で教えてくれた
北海道は標津川の畔で束の間の恋をした←意味不明

とてもきれいなおねいさんの教えてくれた 標津漁協直売所にも♀の鮭はいなかった
漁協の けっこうきれいな元おねいさんの言うには ♀の鮭は注文なんだそうだ
注文した! 明日の漁で獲るので明日発送の関東には明々後日着だという
明日海が時化て漁に出られないと そのまた明日の・・・以下延々
けっこうきれいな元おねいさんとの会話が楽しくて 束の間の恋にまた陥り

いろいろ買った
♀の鮭は 現物も見ないし明日の市場の相場も不明なのだが けっこうきれいな元おねいさんを信用して
売り場にいた♂の鮭の2.2倍ほどの代金を支払って クール便の伝票を書いてきた
ちなみに後日 「身もイクラも最高っ
ありがとう
」ってメールが来たが
とてもきれいなと けっこうきれいなの人の話はしなかった

なぜか 今日は話が長いが
一日一話で「つづく」は無しって決めたのでまだまだ行く
で ここは野付半島←押してみて

地図で見て 絶対に走ってみたかった所
D950でほぼ半島の先端まで行けるのだが 半島の幅のほとんどがD950で
あとは右にも左にも海が迫っている
道が好きな私はとてもうれしいのだが なんのための道?
半島の幅がいくらか広くなった周囲に数軒の漁師の家らしき建物や船はあったのだが
この道 対人口比率にしてみれば日本一の道かもしれない

一般車で行けるのはここまで
あっ!いた!!×4 でも逃げた!!!

もしかしたら 真っ直ぐだから道にしたのか北海道・・・
そう思えるほど この道も直線だった

宿に行ってもいいのだが しばらく中標津空港付近の牧草地帯を流すことに
あ!いた!!×5 飛んでるの初めて見た
望遠持って待っていようかと思ったが また明日チャンスあるだろう

空港の先の開陽台という展望台で 地球の丸さを実感し

ミルクロードと呼ばれる 牧草地帯を走り抜ける
雲は暗く空は泣いていても どこまでも続く起伏が楽しい
が そろそろ宿へ

この日の宿は
尾岱沼(おだいとう)の海辺に建つ その名もずばり シーサイドホテル

ロビーからも

部屋からも 海を望める 民宿併設のホテル

さっそく 風雨の激しくなってきた野付湾を望みながら
ナトリウム・塩化物泉の掛け流される 推定体感湯温40℃の貸切状態の露天風呂に浸かる
頭には波しぶきだか雨だか判別しがたい液体が降り注ぐがこれも風情 いい湯だ
風呂上りに例によってビールをあおった後は

海辺の宿ならではの海の幸 鮭の揚げ物・ホタテの焼き物も この後熱々にて登場
鍋はクリームチーズにたっぷりまみれた鮭に野菜と茸 煮魚はさんま

刺身にゃ冷だなと
地酒は 北の勝
ちびりぐびりとやっていると

宿の これまたきれいなおねいさんが横に来て
毛がにを食べやすくしてくれた 標津は美人が多い 束の間の恋をした×3

腹いっぱいになり 最後は煮魚の汁でもぶっかけて仕上げるかと
ご飯をたのんだら イクラ丼が出てきた さすが鮭の町なのだが とても旨いのだが・・・
こんな時は 白いご飯で充分な安上がりな私
・
・
備忘録
電話で直接予約 一泊二食¥8500 バス・トイレ無し
301.0㎞ 64.5㎞/h 11.4㎞/ℓ
最近のコメント