みちのくへ 4日目は最終日
10月5日(水)
みちのくへの旅の最終日
例のごとく 朝飯にひとめぼれをたらふく食って
午後からの関東・東北は豪雨の予報 臨機応変のルートで帰ろう
徐行運転の後は 山形・福島県道2☆☆☆☆☆で白布峠を快走
元有料道路の素晴らしい道
色づいた 白樺とコーナーの向こうに見える山々は
峠を越えると福島
福島県道64☆☆☆☆☆で 朝日の桧原湖の西岸をのんびりと流す
初老の男が黒い大型犬を散歩させていた いい光景だ
桧原湖と別れR459から 諸事情のため現在無料開放中の磐梯山ゴールドライン☆☆☆☆へ
猪苗代湖が 雲の出始めた空の向こうに見えた
災害前の有料道路の頃 有料道路を避けたナビの案内でスキー場の
中を走った事を思い出した あっちの道☆☆☆☆☆も楽しかったな
磐越自動車道 磐梯河東IC~新鶴PA~福島県道72で
会津若松市内をパス
福島県道131☆☆☆☆☆を南下 ナビには日光街道と表示された
宿場らしき集落を通過すると 次の宿場までごきげんなステージが続く
会津の代々の殿様も ここを通ったのだろうか 不遇な幼少時代の藩祖を援助した尼の墓は
埼玉の私の住む町にある
数年前に訪れたが 古い町並みを保存するには観光地化するしかないのだろう
老婆がなにやら楽しそうに話し込んでいた
ここは宿場跡なのか? 峠越えを前後にした小さな宿駅だったのか?
いずれにしろ 古い歴史のありそうな小さな集落には
八幡太郎義家が植えたという 「八幡の大ケヤキ」があった
遠雷が聴こえ 雨が降り出したが この大木の下にいるかぎり濡れる事はなかった
つげ義春の世界に浸りながら 中山峠を越え
古い宿場をいくつか越えるR121~R118で東へと向かう
R118蝉トンネルを抜けると 雨雲が途切れた
この旅で続いている 寄り道の時は晴れるの法則だと思い 立ち寄り湯
秘湯という造語を世に広めたのはこの 大和館
飲んで良し 浸かって良しの
53.6℃のカルシウムー硫酸塩泉が思う存分掛け流され
いいなぁ みちのく このままここに泊まって いわなの塩焼きで地酒・・・
風呂を上がり こたつで寛ぐ宿のご隠居さんに礼をいい 再出発
↑秘湯を造語した人?
R188旧道 岩瀬湯本温泉の佇まいを車中からみる ここもいいなぁ・・・
R118を東へ 途中選んだ福島県道37は通行止め
しかたがない・・・そのままR118~R298で
今も昔も みちのくへの出入り口は 白河の関
いつもよりゲートの開くのが早く感じた
雨の中の南への170㎞のクルージングの先には
日常へと続く
もう一つのゲートが待っていた
備忘録
387.6㎞ 62.1㎞/h 10.6㎞/ℓ
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コメント
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いよいよみちのく一人旅?も完結ですねぇ
最終日出発前の露天風呂はなんとも風情があるというか、乙なものですね。
帰途の所々で見かけた地元の人たちには郷愁を感じます。これも旅の味わい
なのでしょう。
自分が学生時代に師と仰いだ北井和夫氏の写真集「村へ」は、こんな田舎に住む
人々の人間模様を綴ったもので、こういう写真にはとても愛着を感じます。
最後に立ち寄った温泉も趣があっていいですね、贅沢な旅も良いけれど、風情のある
旅もホントに良いだろうと思えるみちのく紀行でした
投稿: 潤三郎 | 2011年10月10日 (月) 16時14分
みちのく一人旅も最終日となりましたね。
安全を願って身を清めた露天風呂何とも
ユニークで素敵ですね
waniさんが楽しみながら走っているのが
伝わって来てこちらまで楽しくなってきます。
大内宿私も家族と行ってきました。
その時はネギそばは食べず蕎麦だけを売りにしている
お店でいただきました。
終わってしまうとあっという間の4日間だったと思いますが
本当にお疲れ様でした。
投稿: ゆめちゃん | 2011年10月10日 (月) 21時10分
潤三郎さん こんばんは
埼玉の都県境で生まれ育った私 両親の実家も同じ町
当然 田舎と呼べる場所がなくて・・・こどもの頃の夏休みなんかに
級友が田舎へ行くと聞くと 羨ましさが炸裂してました
その反動かな? 今になって こんな旅してるのは
いつもと違う秋をむかえた この年のみちのく行きは
私にとって 生涯忘れる事のない旅になりました
投稿: wani | 2011年10月10日 (月) 21時23分
ゆめちゃんさん こんばんは
とびっきりの温泉・食事・道・そして人に出会えた
とびっきりの旅でしたヽ(´▽`)/
大内宿の お婆さんたちの楽しそうな様子も
秘湯の名付け親の お爺さんとの会話も
いまでは なつかしい旅のひとコマです
さて 次はどこ行こうかな
投稿: wani | 2011年10月10日 (月) 21時57分
こんばんは
1枚目の画像の露天風呂は
趣があっていいですね
樹齢950年の大木は凄い迫力です
旅情をかきたてられる記事
楽しく拝見させて頂きました
投稿: まったん | 2011年10月10日 (月) 22時16分
福島県道131号永玉峠、初めて通れるようになった時は感激しました。参勤交代で使っていた道ですものね。
それからすみません、住所は二股ですが温泉名は「二岐温泉」が正しいかな?
それと今日waniさんの記事に刺激されて須川温泉に行ったら、最高の景色に遭遇してしまいました、すみません。
投稿: しゅうちゃん | 2011年10月10日 (月) 22時26分
『秘湯』の発祥地な二岐温泉 大和館いいですね。。
いってみたいですね。。
投稿: たけぞう | 2011年10月11日 (火) 00時19分
まったんさん おはようございます
露天風呂
なんでもぶっ太い大木をくりぬいたそうです
大きなケヤキも 偶然通りかかりました・・・
行き当たりばったりは いつものことですが
どんなかたちでも 旅って いいですね
投稿: wani | 2011年10月11日 (火) 05時33分
しゅうちゃんさん おはようございます
ご指摘 感謝です
地元の方のコメントは とても参考になります(*^-^)
で 行かれましたか須川温泉
山の秋は 一日一日が 刻一刻なんでしょね
投稿: wani | 2011年10月11日 (火) 05時40分
たけぞうさん おはようございます
雨の宿場をのんびり走っていたら
もう 一湯みちのくの湯にと・・・
向かった先の 二岐温泉は
みちのくへの旅の
フィナーレにふさわしい温泉でしたヽ(´▽`)/
投稿: wani | 2011年10月11日 (火) 05時47分
こんばんは!(^^)!久しぶりのおじゃまです^_^;大木風呂に黄色いケロリンの桶が良いですねぇ~(^_-)-☆
waniさんの事ですから、きっとケロリン桶に少しだけ喜びをお感じになったのでは(^o^)?
と、勝手な想像をしてしまいました(^_^)
投稿: katakata7 | 2011年10月13日 (木) 00時48分
katakata7さん こんにちは
温泉の桶は
ケロリンと昔から決まっているのですよ(゚ー゚)
あの形状・重量・色彩は温泉に浸かる人々を昔から・・・・以下略
投稿: wani | 2011年10月13日 (木) 10時44分