八十里庵の蕎麦とか

３日かけて、新潟　福島　山形あたりにロングツーリング。

目的は、蕎麦と温泉と、あわよくば紅葉、あとはただ走りたかったから

関越で一気に大和ＳＡへ、新潟県道７０号をちょっと楽しんでから、

お目当てのＲ252で東へ向かう

Ｒ252は　コーナー～スノージェット～すすき～コーナー　以下略

が続く　とてもご機嫌な道だった

あっというまに　六十里越　昔は難所で　

六里の道が　六十里に感じたところから付いた峠の名

峠を境に　福島県只見町は新潟との県境

福島県に入っても　コーナー～スノージェット～　以下略　は続く

田子倉ダムで一休み　紅葉はまだだ

只見の町を過ぎ　蕎麦の看板を見つけ　Ｒ289は八十里越に左折

　こちらは　その名の通り　六十里越よりもさらに難所らしく　

国道も途中で途切れている

稲刈り真っ最中の　田んぼが続くＲ289沿いに

八十里庵はあった

ざる蕎麦

角の立った蕎麦が印象的だが　味は蕎麦の香りいっぱいの

やさしい蕎麦　きりっとドライな汁に負けていない

薬味は　わさびの代わりに　一升漬け

青唐辛子を麹などで漬けたもの　

これだけで蕎麦食える　飯も食える　酒も飲める　すごい！

かてに　なすとピーマンのいためもの　懐かしい味

この日は（いつもかも）店主？の女性が一人で切り盛りしていた

サイドオーダーの　そばやきもち（あんこ）

焼き立てを　蕎麦湯と一緒にいただいた　満足

甘いものついでにどうぞと　ゆべしをサービスしていただいた

大満足！　おじさんは甘辛両刀使いだ

Ｒ252へ戻り　只見川に沿ってクルージング　すごい水量がゆっくりと

流れている　関東の川と違う　会津に近づくと交通量も増えてきた

Ｒ400を北へとエスケープ

コスモスの向うに　小さな駅があった

只見線　会津西方駅　どんな電車がくるんだろ？

急ぐ旅ではないけれど　この本数じゃ待ってはいられない

西日を追うように　阿賀野川沿いのＲ49を西へ

阿賀野川も只見川と同じく　すごい水量がゆっくりと

日本海に向かって流れている　

そういえば　いつの間にか　また新潟県だ

この日の宿は　五頭温泉郷は　出湯温泉の　清廣館

とてもレトロな宿

まだまだ現役だ　今時の若いもんは　ダイヤル知ってんのかな

おじさんは　大好きなぬるい湯にゆっくり浸かって

　　　大好きな　ビールを素早く飲んだ